前回は、自分の【快】と【不快】を知ることはとても大切だということをお話をしましたが、では具体的にはどのようなことでしょうか。
例えば、自分の企画が認められ、上司に褒められ、やる気もどんどん出てきて自信が持て、ワクワクしてなんかいい一日だった・・・と感じられたとしたら、自分にとって『やる気』『自信』『ワクワク』などが【快】です。
陽気な友人と、海沿いのお洒落なカフェでランチをして、おしゃべりに花が咲き一日中笑いっぱなし、欲しかったミュージシャンのチケットも手に入りウキウキして最高の一日だった・・・という感じられたとしたら、自分にとって『陽気な人』『海』『お洒落なカフェでランチ』『笑う』『ウキウキ』などが【快】ですね。
自分にとって、どんな人と過ごすと楽しいのか、どんな場所が心地いいのか、どんな気持ちでいることが嬉しいのか、どんなことが自分をご機嫌(快)にするのかを意識して気づくことが大切です。
なるべく多く【快】の時間を持つことを心がけましょう。
そして、なぜその状態だと嬉しくなるのか、なぜその人といると心地よいのかなど、自分の中にある【快】の傾向を探ってみましょう。
また、逆に【不快】と思える「場所」「人」「こと」「気持ち」がわかったら、なるべくそれを避け、本当に嫌な時には逃げたりすることも必要かもしれません。
そして、パートナーを選ぶ際に、これらの【快】【不快】が近い、一致している、似ていることを基準とすること。すなわち「幸せの価値観」により、心地よい関係性を結ぶことができやすくなります。
快が近いことはもちろんですが、不快というのは子どもの時のトラウマなどが関連していることも多いため、大きくなっても変わりにくいことから、不快の一致も重要です。