ライフデザイン研究会(株式会社LMO)代表の高田が慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアム2018シンポジウムに登壇しましたので、ご報告いたします。
慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアム*(代表 慶應義塾大学環境情報学部教授 村井 純)は、2018年夏休みスタートの週、平成30年7月27日(金)13時30分から慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール (〒108-8345 東京都港区三田2-15-45北館ホール1階)で『産学医で考える子どもの健康~子どもの能力を「最大化」するデータヘルスサイエンス〜』(定員120名)をテーマとしたシンポジウムを開催しました。
*健康情報コンソーシアム・・・本コンソーシアムでは産官学連携による健康情報の創成を目的として「健康空間からの網羅的情報獲得技術開発」と「子どもの健康」「女性の健康」「プラチナ世代の健康」の研究教育を推進することを目的としている。それにより、SFCを国際的な健康情報都市研究教育拠点として形成する。さらには、国や自治体、医療・教育の現場や職場・家庭・地域など全てが一丸となって、日本における女性の健康推進の必要性とその課題について考える活動している。
生活様式・環境の変化により、我が国の子どもの食生活や生活リズムが大きく変化し、活動量・体力は低下、肥満や生活習慣病は増加傾向にあると報告されています。近年、クラウドシステム等に安全に健康・医療情報を蓄積して利活用できる環境が整いつつあり、子ども時代に受ける健診・予防接種以外に、子どもの成長・健康記録情報歴を一元的に確認できるIOTシステムの構築は、健康維持・増進、体力向上につなげられる大きな可能性があります。
そうした背景を受け、本シンポジウムでは、小児分野のデータヘルスサイエンス分野でご活躍されている大学・企業等の先生方をお招きし、現代日本人の子どものオープンデータ等から健康課題を明らかにした上で、家庭や学校における子どもの成長・健康記録情報やパーソナルヘルス(PHR)データの利活用方法について、産学官医で考え「子どものPHRのクラウド化」がもたらす未来の可能性について、会場の皆様と一緒に考え、明るい未来へつながるヒントを探りました。
こうした取組を通じ、子どもの健康課題の存在を顕在化し、IOTの活用で少しでもリスクを低減させることは、日本全体の経済発展と活力増進を促す力となると考えられます。
【日 時】 平成30年7月27日(金) 13時30分~18時20分(受付:13時15分~)
【会 場】 慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール (〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 北館ホール1階)
https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html
【主 催】 慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアム
【協 力】 健康情報コンソーシアム参加企業